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[AKB48時代]
{2010年}
6月9日、JCBホールにて開票イベント「母さんに誓って、ガチです」が開催。前田は去年と同じく、速報、中間と1位をキープし続けていた。そして続々と順位が発表され、去年と同じように残った名前は「前田」と「大島」のみとなった。そして2位の時、司会の徳光が「チームA所属…」と読み上げると会場には大きなどよめきが起こった(前田がAで大島はK)。そして次に「前田敦子」という名前が読み上げられた。最終結果で、ついに大島優子に逆転され、前田は2位に終わった。票差はわずか597票だった。その瞬間、1位が確定した大島優子は涙し、大島のファンは歓声を上げて喜んだ。
壇上に上がった前田はまず「みなさん本当にありがとうございます」と、投票してくれたファンに向かって深々と頭を下げた。そして悔しそうな表情で「私は負けず嫌いなので、正直なところ悔しいです。でも実は少しだけホッとしています」と1位を奪われた悔しさと、プレッシャーから解放されたという、二つの相反する複雑な心境を語った。
しかし続けて「私は1位という器ではないと思います。昨年1位を頂いた後に、一番にAKBを引っ張っていかないといけない立場だったと思ったんですけど………やはり……私には…うまくできなかったみたいです……」とコメントすると、ついに堪えなくなり俯いて涙を流した。そんな前田を後ろから見ていた旧チームAのメンバーは、泣きながら首を横に振っていた。涙の止まらない前田に対し、会場からは「そんなことはない」「泣かないで」という声が送られた。この日徳光は、選ばれたメンバー一人一人に対し、本人の名前を入れた川柳を即興で作ったが、前田には「エースゆえ 孤独に見すえろ 前だけを」という川柳を送った。
皆に励まされた前田は「今年はこの順位で頑張っていこうと思います。でも、もしリベンジができるのであれば、もっとたくさんの方に認めていただけるように頑張ります。AKB48を引っ張っていけるような存在になりたいと思います」と顔を上げ、前向きな活躍を誓った。